『和樂』~ 美と知と心のハイライフマガジン~(小学館)
2011年6月号 に掲載されました。
『和樂』~ 美と知と心のハイライフマガジン~(小学館) 2011年6月号 に掲載されました。
一竹美術館開館15周年記念公演【舞衣夢(マイム)2009 創作能・もみじの森】
一竹美術館開館15周年記念公演 舞衣夢(マイム)2009
創作能・もみじの森
2009年11月12日(木)・13日(金)
【あらすじ】
古の昔、富士の裾野に広がるもみじの森に魔性が住んでいました。 この魔性はもみじの森を我が物とし、村人を苦しめていました。 長きに渡りこれを憂いていた修験者は、この事態を治めんと、魔性と相対したのです。
実はこの魔性は、ある物の怪に呪いをかけられた紅葉の精だったのです。それを知った修験者は辺りを清め、その呪いを解き、魔性は本来の姿を取り戻すのでした。
修験者によって全ての呪いから解き放された紅葉の精は、その後、村人とその地を訪れ旅人を守り続けました。そして、もみじの森は比類なき美しい森となりました。
■出演
魔性・もみじの精:9世 橋岡 久太郎 シテ方・観世流
修験者:松原 章 シテ方・観世流
森の番人:4世 野村 小三郎 狂言方・和泉流
笛:内潟 慶三 笛方・森田流
大鼓:高野 彰 大鼓方・高安流
シンセサイザー:矢吹 紫帆
■スタッフ
ヘアー&メイク:ヴァリエ
着付け:一竹工房
音響:if-team
■テーマ音楽(美の回廊をゆく):矢吹紫帆
■協力:天翔庵
■協賛:株式会社一竹花が花
■演出・総合プロデュース:二代 久保田一竹
第10回記念公演【舞衣夢(マイム)2008】
第10回記念公演 舞衣夢(マイム)2008
2008年11月13日(木)・14日(金)
この度の公演では、オペラというジャンルのアーティストの方々とのコラボレートによる新たなアートシーンを目指しました。
【物語】
平素はその姿を見せないが、今日は年に一度、富士の女神が「民」を祝福する日。 女神を愛し、そして女神を支える大地のオーラと共に「大地の恵」を祈り、歌う。
■出演者
富士の女神:雨谷 麻世 (あまがい まよ)
ソプラノ東京芸術大学出身。川崎市名誉文化大使。 小林道夫、ヤコブ・リンドベイル、ザルツブルク八重奏団、東京都交響楽団、佐渡裕、斎藤雅広各氏と共演。 かクラシックからジャズ、ポピュラー、シャンソン、カンツォーネ、ラテン、童謡、民謡に至るまでカバーできる数少ない実力派シンガー。
大地のオーラ:大貫 史朗 (おおぬき ふみお)
バリトン東京芸術大学声楽科卒業・同大学院オペラ科修了。 沼尾弘一、名倉省三・佳子、伊藤亘行、栗林義信の諸氏に師事。 在学中に安宅賞受賞。 第19回イタリア声楽コンコルソ優勝・ミラノ大賞受賞。 イタリア各地で「リゴレット」、「椿姫」、 「トロヴァトーレ」、「ドン・カルロ」、「ラ・ボエーム」等に出演、“ヴェルディ・バリトン”と称され観客を魅了する。
ピアノ:渡辺 美穂 (わたなべ みほ)
東京フィルハーモニー交響楽団フォアシュピーラー。 東京芸術大学附属高等学校、東京芸術大学、同大学院修了。大学より同声会賞受賞。 これまでに、芸大フィルハーモニア、名古屋フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団等と共演。
バイオリン:渡辺 美穂 (わたなべ みほ)
東京フィルハーモニー交響楽団フォアシュピーラー。 東京芸術大学附属高等学校、東京芸術大学、同大学院修了。大学より同声会賞受賞。 これまでに、芸大フィルハーモニア、名古屋フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団等と共演。
音楽監督:大河内元規(おおこうち もとき)
サウンドプロデューサー、作・編曲家。 テレビ、ラジオ番組のテーマソング、ドラマ、舞台演劇、CM、バレエ音楽などの作・編曲の他、ロック、ジャズ、クラシック、オペラなど幅広いジャンルでアーティストのサウンドプロデュースも行う。
■スタッフ
ヘアー・メイク:権正 則子
着付け:平田 イミ
音響:If−team
■テーマ音楽「幻」大河内元規 作曲
■協力:天祥庵 / 天野 正美・多枝子
■後援:(株)一竹辻が花
■総合プロデュース:二代 久保田一竹
久保田一竹・生誕90年記念公演【舞衣夢(マイム)2007 宴(ウタゲ)】
久保田一竹・生誕90年記念公演
舞衣夢(マイム)2007 宴(ウタゲ)
2007年11月8日(木)・9日(金)
■出演者
姫:森 うたう Mori Utau [女優・舞踊家]
守護神: 木村 公一 Kimura Koichi 俳優・[モデル]
天女: SEASONS (リーダー 林こずえ [ヴァイオリン] を中心とした女性弦楽グループ)
若者: 金子 りずむ Kaneko Rizumu [タップダンサー]
若者: SARO(本名:横山 禎大) [タップダンサー]
娘:TAMAKI [モデル], AKINA [モデル], KOZUE [モデル]
■スタッフメイク・ヘアメイク:権正 則子/甲伊 さくら
着付け:平田 イミ / 関谷 ふみ子
かつら:大澤かつら音響:土肥 進
音楽構成・演出補:玉木 秀一
舞台監督:白石 理英
渉外・制作補:青木 千恵子
テーマ音楽 「月光」~Theme of Itchiku(作曲:高見沢 俊彦 THE ALFEE)
■協力:天祥庵 / 天野 正美・多枝子
■後援:一竹辻が花
■作・演出:藤井 英治
■主宰:二代一竹 久保田 悟嗣(さとし)
一竹工房開設45周年記念公演 舞衣夢(マイム)2006 創作能・時空を超えた愛の物語
一竹工房開設45周年記念公演
舞衣夢(マイム)2006
創作能・時空を超えた愛の物語
2006年11月9日(木)・10日(金)
【あらすじ】
今は昔、この地は碧く澄んだ湖を抱き、人も生き物達も豊かな暮らしを営んでいました。 ある日、この地を護る皇子は湖の波打ち際に倒れている美しい娘に出会い、その娘に恋をしてしまいました。 実はこの娘はこの地を乗っ取ろうとしている妖怪の化身だったのです。
娘は皇子の純粋な真心と愛に触れるうち、我が企ての醜さに気づき始めました。 しかし、妖怪としての定めを断ち切れずに、ついにその姿を現し、混乱に巻き込んでしまいました。
そんな姿を見た皇子は妖怪に娘の心を取り戻させることに自らの命を懸けました。 皇子の真の愛に触れ、妖怪は娘の心を取り戻すことができました。 しかし、妖怪として生まれた身の上、決して人間にはなれない。 その運命を嘆き悲しみ、湖に消えてゆきました。
皇子も後を追うように湖に進み、やがてその姿も見えなくなりました。 現世で添い遂げられなかった二人は時空を超え、天上界で結ばれました。 二人の魂は可憐な野の花となり、来る年も来る年も咲き続け、この地の平和と繁栄を見守っています。
■出演
娘・妖怪:9世 橋岡 久太郎 Hashioka Kyutaro能楽師 シテ方・観世流
皇子:安田 登 Yasuda Noboruワキ方・下掛宝生流
語部:小笠原 匡 Ogasawara Tadashi狂言方・和泉流
大鼓:高野 彰 Takano Akira大鼓方・高安流
笛:藤田 貴寛 Fujita Takahiro(11月10日出演)笛方・一噌流
笛:成田 寛人 Narita Hiroto(11月9日出演)笛方・一噌流
■スタッフ化粧:権正則子
着付け: 関谷ふみ子 / 平田イミ
音響: サウンドマン / 土肥進
構成: アイ・モーション / 玉木秀一
制作進行: 青木千恵子
■協力:天祥庵 / 天野正美・多枝子
■後援:一竹工房 / 一竹辻が花
■作・演出・衣装:藤井英治
■プロデューサー:二代 久保田一竹「悟嗣(さとし)」
久保田一竹3回忌特別公演【舞衣夢(マイム)2005 富士山縁起・富士を護りて数千年】
久保田一竹3回忌特別公演
舞衣夢(マイム)2005
富士山縁起・富士を護りて数千年
2005年11月10日(木)・11日(金)開催
【ストーリー】
今を遡ること数千年前、あまねく神々と人間界を支配していた唯一無二の王がいました。王はすべての地が安寧と繁栄を保っているか常に見守り、時にはその姿を自在に変えてその地を統治する神々が真の聖者であるかをためしていました。
ある時、王は東方の彼方から美しい音色を耳にしました。 意識を注ぐとその地は豊かな翠巒に覆われて、ひときわ美しい山が聳え立っていました。 そこに住む人々はこの山の守り神、木花咲耶姫を信仰し、豊かで平和な暮らしを営んでいました。 王はこの繁栄は本物であるか、木花咲耶姫はこの地の真の守り神たらんかをためすべく天空を駆け抜け富士の地にやってきました。
そこでは富士の守り神、木花咲耶姫が氏神と共に、この季節いつもの様に安寧と五穀豊穣への感謝と祈りの舞を舞っていました。
王は木花咲耶姫と氏神の祈りが本物であるかをためすべく獅子に化身し、彼らの舞を邪魔し始めました。しかし、如何に邪魔しようとしても木花咲耶姫と氏神の舞いに乱れはありませんでした。かえって舞っているうちに自らがえもいわれぬ安らぎの境地に達していく王は木花咲耶姫こそ真の富士の守り神であると悟り、西方の天空へ去っていきました。王に認められた木花咲耶姫は富士山の鎮守として人々に敬愛され続け、今もこの地一体を護り続けています。
■出演
王の化身・獅子
花柳萩 Hanayagi Hagi
木花咲耶姫 藤間豊大郎 Fujima Toyotarou
唯一無二の王 木村公一 Kimura Kouichi
氏神 佐藤唯文 Satoh Tadafumi
テーマ音楽:「月光」~Theme of Itchiku(作曲:高見沢 俊彦 THE ALFEE)
■スタッフ
振付:花柳萩
結髪:権正則子
メイクアップ:甲伊さくら
着付:関谷ふみ子 / 平田イミ
かつら:大澤かつら
顔師:岡田憲夫
音響:サウンドマン / 土肥進
構成:アイ・モーション / 玉木秀一
制作進行:青木千恵子
■作・演出・衣装:藤井英治
■プロデューサー:久保田 悟嗣
■協力:天祥庵 / 天野 正美・多枝子
■後援:一竹工房 / 一竹辻が花
美術館開館10周年記念公演【舞衣夢(マイム)2004 富士山縁起・深遠な愛の物語】
美術館開館10周年記念公演
舞衣夢(マイム)2004
富士山縁起・深遠な愛の物語
2004年11月11日(木)・12日(金)開催
【ストーリー】
時は神代の時代、野山は豊かな翠巒(すいらん)に覆われて、えもいわれぬ美しさに満ち溢れていました。わけてもその類稀な美しい佇まいの富士の化身、木花咲耶姫はこの地上の万物の崇拝の的でした。この木花咲耶姫は幾万年もの間、この世で最も尊い神、「日輪」に片思いし、恋の炎に焼かれて物狂おしい歳月を過ごしていました。
木花咲耶姫の恋心をいさめ、富士の守り神としての天命を諭さんとして風神・雷神が嵐を巻き起こしますが、木花咲耶姫は恋の炎をさらに燃え滾らせます。見かねた日輪は二人の菩薩を木花咲耶姫のもとに遣わし、自身と木花咲耶姫の天命を諭します。日輪の導きにより狂おしい恋心をより深遠な「慈愛と菩提心」に昇華させることができた木花咲耶姫は、真の富士の守り神としてその後富士一帯を災難から護り通しました。木花咲耶姫の加護を受けた富士は日輪の慈愛のもと、今も一段と美しく輝き続けています。
■出演
日輪: 橋岡 久太郎
木花咲耶姫:中村 音子
風神・雷神:天野 宣&阿羅漢阿羅漢:清水 春斐古 / 守山 芳憲 / 外舘 晃阿羅漢:谷口 武芳 / 天野 卓 / 飛田 邦秀
二人の菩薩:木村 公一 / 佐藤 唯文
■ナレーション:黒柳 徹子
■テーマ音楽:「月光」~Theme of Itchiku(作曲:高見沢 俊彦 THE ALFEE)
■スタッフ
振付:花柳 萩
結髪:権正 則子
メイクアップ:甲伊 さくら
着付:関谷 ふみ子 / 平田 イミ
かつら:大澤かつら
音響:サウンドマン 土肥 進
構成:アイ・モーション 岸 隆司 / 玉木 秀一
舞台監督:白井 理英
制作進行:青木 千恵子
■原作:竹岡 美砂 (三つの恋の物語り)
■美術・衣装・演出:藤井 英治
■脚本・プロデュース:久保田 悟嗣
■協力:天祥庵 / 天野 正美・多枝子
■後援:一竹工房 / (株)一竹辻が花
久保田一竹・追悼公演【舞衣夢(マイム)2003 紅葉の里で繰り広げられるひとときの夢物語】
久保田一竹・追悼公演
舞衣夢(マイム)2003
紅葉の里で繰り広げられるひとときの夢物語
2003年11月6日(木)・7日(金)開催
わらわ、木花咲耶姫は久保田一竹の御霊を迎えんと数多の神々を従えて、この紅葉の里に舞い降りし。一竹が魂、今ひとたび人々と共にあらん。一竹が歌、今ひとたび高らかに響かん。一竹の命を染めしこの辻が花生きよ華やげ幻ならで
■出演
閑崎 ひで野 (地唄舞 舞踊家) Kanzaki Hideno
金 美福 (韓国舞踊 舞踊家) Kim Mi Bok
左 侑景 Za Yu Kyung
南 晶現 Nam Jun Hyun
趙 文姫 Cho Moon Hee
黄 奎俊 Hwang Kyu Jun
木村 公一 (ファッションモデル) Kimura Koichi
佐藤 唯文 (ファッションモデル・シャンソン歌手) Satoh Tadafumi
■音楽(バンスリ)インドラ・グルン Indra Grung
■テーマ音楽「月光~Theme of Itchiku」
作曲:高見沢俊彦 Toshihiko Takamizawa (THE ALFEE)
慈母祭礼記念公演【舞衣夢(マイム)2001木花咲耶姫伝説(コノハナサクヤヒメ)】
慈母祭礼記念公演
舞衣夢(マイム)2001
木花咲耶姫伝説(コノハナサクヤヒメ)
2001年11 / 8・9開催
富士を護りて2000余年。この長きに渡る年月に数多(あまた)の真理を体得す。幾多の苦難を乗り越えて、「願心」ある者成就せん。一昨年、紅に染まりしこの里に普賢の御霊宿られし。わらわ、普賢菩薩の命に依り、水の神、山の神を従えてこの紅葉の里に舞い降りぬ。あまねく衆生の「阿留辺幾夜宇和(あるべきようわ)」を願うものなり。人としての「あるべきよう」を実践し、与えられし使命を果たし給え。命ある限り使命あり。使命ある限り生かされん。
清め給え。
願い給え。
行い給え。
希望の光、天まで届かん。
■出演
橋岡久太郎 Kyutaro Hashioka (※11月8日のみ特別出演)
木村公一 Kouichi Kimura
水野地人 Chito Mizuno
佐藤唯文 Tadafumi Sato
■音楽
バンスリ:インドラ・グルン(Indra Grunng)
タブラ:スニル・グルン(Sunil Grunng)
テーマ音楽:「月光~Theme of Itchiku」
作曲/高見沢俊彦 Toshihiko Takamizawa(THE ALFEE)
■作・演出・衣裳:久保田一竹 Itchiku Kubota
慈母祭礼記念公演【舞衣夢(マイム)2002 木花咲耶姫(このはなさくやひめ)が舞い降りる秋】
慈母祭礼記念公演
舞衣夢(マイム)2002
木花咲耶姫(このはなさくやひめ)が舞い降りる秋
2002年11 / 7・8開催
舞衣夢2002木花咲耶姫が舞い降りる秋平成11年今日この日、 紅に染まりしこの里に普賢の御霊が宿られし。その普賢菩薩の命に依り、以後毎年この月日に、富士の鎮守、木花咲耶姫が舞い降りし、森羅万象の神々としばし夢の宴を展開す。この日この地を訪れし人々の祈願成就と国家安穏を願うものなり。儚く過ぎ行くこの一時を共に分かち給え、願い給え。苦に瀕する者達に希望の光が差し込まんこと、今ひとたび願い給え、叶え給え。願い給え、叶え給え。
■出演
橋岡久太郎 Kyutaro Hashioka
木村公一 Kouichi Kimura
水野地人 Chito Mizuno
佐藤唯文 Tadafumi Sato
■音楽バンスリ:インドラ・グルン Indra Grunng
■テーマ音楽「月光~Theme of Itchiku」
作曲:高見沢俊彦 Toshihiko Takamizawa(THE ALFEE)